オスカー有力! クリスチャン・ベイルの変身ぶりに驚愕の『ザ・ファイター』予告編
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞のノミネーションで、作品賞、助演男優賞、助演女優賞など6部門7ノミネートを果たした『ザ・ファイター』の予告編がいち早く到着した。
実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードが異父兄で同じくプロボクサーのディッキー・エクランドと二人三脚で世界を目指す姿を通じて家族の再生が描かれる。ミッキー役のマーク・ウォールバーグは3年をトレーニングに費やし、自ら製作も担当している。
一方、ミッキーの兄で才能に溢れながらも麻薬に溺れていくディッキーを演じたのはクリスチャン・ベイル。作品ごとに凄まじい役作りを行うことで知られるクリスチャンだが、本作では13キロの減量に加え髪を抜き、歯並びまで変えてディッキーになりきった。
そのかいあってか見事、ゴールデン・グローブ賞を受賞。その後のオスカーノミネートに加え、つい先日、授賞式が行われた全米映画俳優組合(SAG)賞でも、メリッサ・レオと共に本作で男女の助演部門を揃って受賞し、その際、ディッキー・エクランド本人をステージに呼び、一緒にトロフィーを受け取り感謝の言葉を述べて感動を呼んだ。
今回、到着した予告編では、なかなか勝てないながらも地道に努力するミッキーと、栄光を手にしながらも短気な性格でまっとうな道を進むことができないディッキーという、2人の対照的な姿が…。