(Photo:cinemacafe.net)
1年が過ぎるのは早いなと、思うこの時期。お正月、クリスマスなどもそんな風に思いますが、やはり映画業界にいると、オスカーをひとつの区切りとすることもしばしば。ですから、そろそろ今年のオスカーの話題でも書いてくださいとお声がかかると、「もうそんな時期ですか…」と思うのです。そのわりに、去年の話題作、つまり受賞作やノミネート作品については、すっかり“過去の映画”のような気もしたりして(失礼!)。
でも、オスカー受賞者やオスカー候補者の場合は、その後の活躍次第で、旬が続いていたりもするもの。決して“過去の人”にならない俳優もいるものです。ちなみに、前回のオスカー受賞者&ノミニーは覚えていますか?主演男優賞は、ジェフ・ブリッジス、ジョージ・クルーニー、コリン・ファースにモーガン・フリーマン、ジェレミー・レナー。ほとんどが、言うまでもなく引き続き第一線で大活躍している人ばかり。
コリン・ファースとジェフ・ブリッジスに至っては、今年もそれぞれ『英国王のスピーチ』と『トゥルー・グリット』(右写真)で印象深い演技を見せ、同賞を競います。前回はブリッジスの勝利となりましたが、今回はどうなるでしょうか。