くらし情報『大学院生、文系と理系で格差目立つ--文系は32.3%が生活「苦しい」、理系は21.6%』

2014年7月3日 15:48

大学院生、文系と理系で格差目立つ--文系は32.3%が生活「苦しい」、理系は21.6%

大学院生、文系と理系で格差目立つ--文系は32.3%が生活「苦しい」、理系は21.6%
全国大学生活協同組合連合会は2日、「第8回全国院生生活実態調査」の結果を発表した。

同調査は、2013年10月17日~11月8日にインターネット上で行われ、全国の国公立および私立大学に在籍する修士課程(博士課程前期)、博士課程(博士課程後期)、専門職学位課程の大学院生4,114人から有効回答を得た。

大学院修士課程への進学を決めた時期を尋ねると、21.7%が「大学入学前」と回答。専攻別に見た場合、理系は25.2%が「大学入学前」と答え、文系の12.1%の2倍以上に上った。理系の進学理由としては、「進学が当たり前」の41.9%、「就職に有利」の47.2%などが多く、理系では修士課程を含めた「大学6年間」という考え方が浸透しつつあることがうかがえる。

経済状況を見ると、現在の暮らし向きについて、「大変楽」または「まあ楽」と答えた人の合計は理系42.1%に対して文系30.9%。反対に「やや苦しい」と「苦しい」の合計は文系32.3%に対して理系21.6%と、理系より「苦しい」と感じる文系院生が多かった。

文系院生は、研究活動(半年間)にかかる自己負担額が理系に比べて5万円以上多いことも判明。

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