2014年7月11日 08:30
IIJ、日本初のAzure閉域網接続サービス「ExpressRoute」を提供開始
インターネットイニシアティブ(以下 IIJ)と日本マイクロソフトは7月10日、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」と、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure (以下 Azure)」を連携させたマルチクラウドサービスの提供に向けて協業すると発表した。
第一弾として、IIJは日本初のAzure閉域網接続サービス「ExpressRoute」を日本国内で提供する。
ExpressRouteは、Azureへの閉域網接続を提供するサービスで、マイクロソフトが欧米ではすでに数社のパートナーと協業し、同サービスを提供している。日本市場においても、IIJは2014年10月より受注活動を開始する。
ユーザーがAzure閉域網接続サービスを利用するには、「ExpressRoute」(提供元:マイクロソフト)、「IIJ GIOプライベートバックボーンサービス」を経由し、ExpressRouteを利用できる環境を提供する「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」(提供元:IIJ)、ユーザーの拠点とIIJネットワークのゲートウェイを接続する広域LANなどのWANサービス(提供元:NTTやKDDI、ソフトバンクテレコムなどのキャリア)