2020年1月1日 10:00
小芝風花、地震報道の女子アナ役でも話題「何事も真摯」な役作りの心得
芸能界に入って丸8年経つんですよね。22歳でまだまだこれからなんですけど、経験させていただいたことはたくさんあって。8年の中で悔しい思いもたくさんしたんですけど、見守ってくださった方がたくさんいることも感じることができましたし、その積み重ねで大きな役も任せていただけるようになったんだと思います。今回のNHKスペシャルは、私にとって誇りでしかありません。その分、プレッシャーや責任もあるので恐い部分ももちろんあるんですけど、期待していただいている以上のものをお返ししたいという思いも強くなりました。
何事も真摯に、まっすぐ向き合わなければいけない。半端な気持ちではダメだと、特に今回の『パラレル東京』で実感しました。地震大国の日本に住んでいるからこそ向き合わなきゃいけない現実があって、今回は東京がテーマなんですが、どこにいても震源になり得るので、そういう意味でちゃんと向き合わなきゃいけない。
向き合った上で、作品を通して一人でも多くの人に考えてもらえるように、心に残るようにお届けしたいという気持ちで臨みました。
今回の役を演じるにあたって、東日本大震災の実際の報道の映像資料をいただきました。悲惨な映像が出て来る中、アナウンサーの方が「逃げてください」