山田涼介、"キラキラ感"は瞬時に出し入れ! 「生きる場所は芸能界」確信
1月17日に公開される映画『記憶屋 あなたを忘れない』。依頼を受けて相手の記憶を消す「記憶屋」は、ネット上でまことしやかにささやかれている都市伝説だ。主人公の遼一(山田涼介)は、プロポーズしたばかりの恋人・杏子(蓮佛美沙子)が、ある日突然「遼一の記憶」だけ失ってしまったことから、弁護士・高原(佐々木蔵之介)と共に「記憶屋」の存在を追いかけるようになる。幼馴染の真希(芳根京子)は、そんな遼一に複雑な想いを抱えているのだが……。織守きょうやの原作小説をベースにして、『ツナグ』(12)、『義母と娘のブルース』(18・TBS系)などで知られる平川雄一朗監督ならではの、切なくも温かい作品に仕上がっている。
主人公・遼一を演じた山田涼介に話を訊いた。人生の半分以上をアイドルとして生きてきた彼は、「広島県出身の素朴な大学生」をどう表現したのだろうか?
○■コンビニのレジ打ちのバイトをしてたら浮く
――本作の話が来たときの第一印象を聞かせてください。
『記憶屋』というタイトルを聞いて、「すごく興味をひかれるタイトルだな」と感じました。
すごくパワーワードじゃないですか。シンプルなタイトルだけど、だからこそ気になるというか「どんな話なんだろう?」