住みやすいのはドッチ!? 安心の低層階と憧れの高層階
お部屋を借りる際に、見晴らしの良い高層階に住もうか、それともエレベーターが止まっても生活に支障のない低層階にするべきか、悩んでしまいますよね。さて、本当に住みやすいのはどちらなのでしょうか。不動産コンサルタントの楯岡悟朗さんに、階層を選ぶポイントについてお話をうかがいました。(※1~3階を低層階、4、5階以上を高層階としています)
■それぞれのメリット、デメリットを知ろう
楯岡さんによると、まずはそれぞれの特長を知ることが大切だと言います。
【高層階のメリット】
・日当たりや眺望の良い
・解放感がある
・資産価値が高い
・外の通行音が気にならず静か
・虫が上がってこない
反対に、デメリットは、「暑い、外に出るまでに時間がかかる、災害時などにエレベーターが止まると上り下りが大変、火事のときにはしご車が届かないことがある」などあります。
【低層階のメリット】
・涼しい
・上層階と比べると家賃が安い
・物件によっては共用部分として専用庭がついているところもある
・災害時の避難が容易(すぐ外に出られる)
デメリットは、「セキュリティー面での不安、物件によっては日当たりや眺望があまりよくないこともある、前面が道路だと人や車の通行音が気になる」