村田諒太、ボクシングは「才能を無駄にする選手がすごく多い」原因語る
ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太が5日、ミクシィが管理するスポーツギフティングサービス「Unlim」の発表会に出席し、ボクシング界が抱える問題点に言及した。
一般財団法人アスリートフラッグ財団はスポーツ文化に寄与することを目的に設立され、アスリートへの「新しい応援のカタチ」をコンセプトに、「Unlim」を運営。5日からアスリートチームの事前登録を受け付け、19日からのサービス開始を予定している。ファンは「Unlim」を通じて寄付をすると、アスリートチームに応援ポイントを贈ることができ、寄付金額の67%~83%が各チームに支援金として支払われる。
本サービスの賛同者としてゲストに招かれた村田は、「自分の場合はありがたい環境で、デビューした時からスポンサーがついていました」と前置きし、「『村田さんは才能があります。ボクシングにおいて、才能が占める割合はどれくらいですか?』という質問をよくされます。僕は才能があったかどうかでいうと、そうでもない」と実体験をもとに説明。
さらに、「パンチ力や運動能力が自分よりすごい人なんてゴロゴロいます。
今まで何人もジムで見てきました。でも、みんなチャンピオンになれない」と振り返り、その原因を「続けられないんです」と指摘。「ある程度真面目にやっていればプロボクサーになれます。でも、プロとして続けるのは非常に難しい。1回戦ったところで5万円か10万円ぐらいしかもらえません。それが年に2回か3回かという状況で、やっぱりそれに我慢しきれない選手が多い」「夜のバイトをやったりして、継続できずに才能を無駄にする選手がものすごく多い」と選手たちが抱える深刻な状況を伝え、本サービスのような新たな収益源の必要性を訴えた。
発表会終了後、囲み取材に応じた村田は「日本チャンピオンになっても、他の仕事をしながらということもある。新しい収益システムはチャンスなので、広がってくれれば」と期待を寄せ、「自分はオリンピックまでは決して裕福でもなかった」「苦しい状況の中でも使えるお金はアマチュアなので限られていました。
支援もなかったので、日本代表になってもそういう状況が続いていました。そのあたりも改善されれば」と自身の下積み時代も振り返っていた。
提供元の記事
関連リンク
-
『元科捜研の主婦』メインビジュアル&追加キャスト解禁 横山裕の”家族”に戸次重幸&かたせ梨乃【コメントあり】
-
new
THE RAMPAGE長谷川慎主演『顔のない患者』キャスト陣集結…緊張感漂うポスタービジュアル解禁
-
new
【年上女性の魅力】男心をつかむ彼女たちの秘密
-
Hi-STANDARD、1999年に発表した楽曲「DEAR MY FRIEND」を絵本として再構築 アートワークは『MAKING THE ROAD』のイラストを手がけたDaisuke Hongolian
-
new
ネパールを支援する「フェアトレード紅茶ティーバッグ第三弾」完成 世界と繋がり、やさしいスパイス香るオリジナルチャイティー 生徒作成のオンラインショップサイトで販売中