成田凌、“カメレオン俳優”という言葉に違和感「この世から消えればいい」
俳優の成田凌が、「第74回毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞し13日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された表彰式に出席した。
同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。成田は、映画初主演となった『カツベン!』での演技が評価されて男優主演賞に輝いた。
成田は「僕個人でとったというより、みなさんでもらった賞だと思うので、うれしいというより感謝しかないですね」と、周防正行監督をはじめとする関係者に感謝。「100年前の映画の始まりの映画なので責任は重大ですけど、丁寧に時間をかけて撮っていたので、恥じないものはできたと思います」と堂々と話した。
今後挑戦したみたい役を聞かれると「選ばずやりたい。地道にどんな役でもチャレンジしてみたい」と幅広い役に意欲。「2019年に公開された映画はいろんな役をやらせていただいたので、引き続きいろいろやっていきたい。
この世から“カメレオン俳優”という謎の言葉が消えればいいと思っています」と話し、「それが当たり前?」と聞かれると、「そうですね。役者だし」と返した。
『カツベン!』は、今からおよそ100年前、映画(活動写真)