2020年2月14日 16:00
大森靖子、フルMAXな“超歌手”人生! あふれ出るアイデア「枯渇しない」
最初に“激情派”という特異なジャンルで表現され、火傷しそうなくらいに熱い想いと、声にならないマイノリティの慟哭を歌にしてきたアーティストの大森靖子。いや、彼女に言わせれば、歌手でもシンガーソングライターでもなく、“超歌手”というカテゴリーだそうだ。
ライブハウスで音楽活動をはじめ、メジャーデビューしてから早5年となったが、揺るぎない情熱とアグレッシブな姿勢は、インディーズ時代から全く変わらないどころか、加速している印象さえ受ける。そんな大森を直撃し、フルスロットルな超歌手人生を振り返ってもらった。
――この5年間を振り返ってみて、いかがでしたか?
自分としては5年間でできるフルマックスな分量をやってきたつもりなので、もうこれ以上はできなかったなと思っています。曲を作る時も、同じような曲はいらないと思っていたから、次に作る曲は常に違うものを作る、というようなスタンスでやってきた5年間だったので、情報は過多だったような気がします。
――2月12日に自身初となるベストアルバム『大森靖子』をリリース。「ごはん盤」「おかず盤」「デザート盤」と題した3形態となっていますが、このユニークなネーミングも大森さんらしいですね。