2020年2月26日 04:00
福士蒼汰&宮野真守がバディに! 捨之介コンビが劇団☆新感線新作出演
俳優の福士蒼汰が、2020年劇団☆新感線40周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』主演を務めることが26日、明らかになった。
同作は、旗揚げ40周年というメモリアルイヤーに突入した劇団☆新感線の新作伝奇時代劇。幕末、駿河国の清水湊を舞台に、若き町医者の秋津永流(福士蒼汰)と、他人の揉め事に口出しをして銭にする“口出し屋”の草臥(宮野真守)が、血文字で“だかつ”と書かれた布切れが一枚入った竹筒を握った人間の右腕を釣ってしまったことから、謎に満ちた侠客が仕切る“無頼の宿へ乗り込むことになる。富士の裾野に広がる、喧騒と猥雑と絢爛と頽廃の空気が漂うこの街には、彼ら2人とそれぞれに因縁浅からぬ人物が暮らしていた。
若い男性同士のバディが怪しさ満点の巨悪に立ち向かっていく同作は、劇団☆新感線のこれまでの作品とは一味違う魅力に満ちたストーリーに。“幕末”“侠客”と、これまで座付き作家・中島かずきが、いのうえ歌舞伎では取り上げなかった題材に挑戦する。
博識の若き町医者、秋津永流(あきつながる)を演じるのは、主演の福士蒼汰。テレビドラマ初主演作品の『仮面ライダーフォーゼ』で中島脚本と出会い、2017年の劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月<上弦の月>で初舞台を踏んだ。