Popteenモデル・香音、自分らしさ大切に発信の場拡大! 父の助言も明かす
●海外らしいテイスト“香音ワールド”を発信
昨年5月号から『Popteen』の専属モデルとして活躍し、“のんのん”の愛称で親しまれている香音(18)。『ニコ☆プチ』、『ニコラ』でも専属モデルを務め、モデルとして着実に成長を続けている。
デビュー当時から「可愛すぎる」と注目されていたが、磨きのかかった美貌とスタイルで女子憧れの存在に。さまざまなファッションイベントにも出演しており、2月29日には「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」でランウェイを歩く。
今後さらなる活躍が期待される香音に、現在の活動や今後の目標についてインタビュー。『Popteen』加入後、自己発信力が大切だと実感し、SNSにも力を入れるようになったと言い、「お芝居もやりたいし、ドラムも習っているので音楽も頑張りたい」と幅広い活動への意欲も。また、いつも大切にしているという、芸能界の先輩である父・野々村真からのアドバイスも明かしてくれた。
――昨年の『Popteen』5月号から同誌の専属モデルとして活躍されていますが、ここまでやってきていかがですか?
『Popteen』に入ってから、自分をアピールすることや自己発信力がすごく大切なんだなと感じ、SNSもツイッターを始めたり、YouTubeも始めたり、幅広く自分を発信するところを増やせたところが、進歩できているのかなと感じています。
――誌面の中でも自己発信力は意識されていますか?
“香音ワールド”を作るようにしています。「世界観が強いね」って言ってくださることが多いので、海外っぽいテイストの、私の好きなものを発信しています。
――“香音ワールド”は海外テイスト?
アメリカンガールっぽいテイストです。小さいときからアメリカの昔のおもちゃ、ビンテージのおもちゃが好きで、バービー人形などをよく集めていました。その影響で今もとても好きで、ちょっと子供っぽさもある、おもちゃ感のあるアイテムをお洋服や小物に取り入れたりしています。グリッターのカチューシャや、いつものお洋服にはずしアイテムを入れる感じで合わせたりします。
――昔からそういったテイストがお好きだったんですか?
小さいときからグリッターとかキラキラしたものが大好きで、今でも好きです。――SNSも活用して自己発信されているとのことですが、昨年12月からYouTubeをやってみて、やりがいや楽しさをどのように感じていますか?
YouTubeは自分を発信したいという思いから始めたので、準備するのもすごく楽しいです。
主にメイクを発信しているんですけど、自分もメイクをやっていて勉強になるので、発信しながらどんどん成長していけたらなと思っています。
――技術が磨かれるということですね?
みんなに発信するからには練習しておかないといけないなっていう気分になるので、メイクなど予習をするようになりました。いつもぶっつけ本番で、撮影で自前メイクの時はその日の気分でメイクしていたんですけど、動画にするとずっと残るから、ちゃんと香音流を教えてあげたいなと思って、研究するようになりました。
――そのほかのSNSはどのように活用されていますか?
ツイッターにはオフショットの素な私、一番くだけた部分を更新していて、ツイッターは言葉だけの発信ができるので、タイムリーに今思っていることをつぶやく感じにしています。インスタはいろんな表情を見てもらえるようにしていて、インスタライブもすごく楽しいので、ファンの子たちと関わりが一番大きいのは私的にはインスタなのかなと思っています。
――そもそも芸能界に入ろうと思ったきっかけは?
もともと音楽が大好きでドラムを小学校2年生から習っていて、YUIさんのライブを見に行って、そこでスカウトしていただきました。
――その時点で芸能界に入りたいなという興味はありましたか?
すごくキラキラしていて楽しそうだなっていう感じで、自分がそこに入ってこうなりたいっていうのは最初考えていなかったです。モデルをやりたいなと思ったのは『ニコ☆プチ』のオーディションだったんですけど、オーディション会場でキラキラしている子たちがいっぱいいて、みんなすごい大人っぽくて圧倒されて、私もこういうことをやってみたいと思ってオーディションを頑張りました。
――芸能界の先輩であるお父様からのアドバイスで大切にしていることはありますか?
「挨拶はちゃんとしなさい」っていうことは言われます。あと、「周りの人たちが支えてくれているから、いまの香音がいるんだよ」ということはずっと言われています。
●幅広い活動に意欲! ドラム経験を生かして音楽も
――芸能界で憧れている人や影響を受けた人はいますか?
山本美月さんがすごく素敵な方だなと思います。モデルさんも女優さんもやられていて、そういう両立していらっしゃる方は憧れます。事務所に入りたての小学3年生くらいのときに『CanCam』と『AneCan』主催のイベントに出演させていただいて、山本美月さんや蛯原友里さん、押切もえさんを見て、すごくキラキラしていて素敵だなと思い、モデルさんになりたいなと実感した瞬間でした。ちぃぽぽ(吉木千沙都)さんも大好きで、いろんな表情を…メイクやテイストによってすごく変われる女性で、憧れています。
――山本美月さんのように、モデルだけではなく女優のお仕事など、幅広い活動にご興味があるんですね。
お芝居もやりたいし、ドラムも習っているので音楽も頑張りたいなと思います。
――ドラムはすでに何か活動されているのでしょうか?
活動としては一切やってないです。インスタに載せて披露はしているんですけど、バンドを組んだり活動はしていないのですごく興味があります。
――今後ドラムでどういった活動をしていきたいですか?
バンド組んでみたいです。いつも地下で1人でドラムを叩いているので(笑)
――腕前は!?
私は、耳で聞いてコピーする耳コピ派で、知らない曲でも5回くらい聞いたら叩けるようになります。
――すごいですね! 独学ですか?
もともとはレッスンを受けていたんですけど、楽譜がまったく読めなかったので「香音は耳コピでいいよ」って言われ続けて、先生がやっているのを見よう見まねで叩いていたらできるようになったという感じです。シシド・カフカさんとかONE OK ROCKとかが大好きで、叩いています。
――パフォーマンス披露を楽しみにしています!
いつかできるように頑張ります!
――美容やスタイルのために日々心がけていることはありますか?
私は丸顔、幼顔って言われるんですけど、もう大学生になるので少しずつ大人顔をしていこうと思って、最近は体幹を鍛えるようになりました。前はダイエットといっても、ちょっと走るくらいだったんですけど、最近は機械を使ったジャイロトニックに通っていたり、自宅でも体幹トレーニングをするようになりました。
あと、食べ物も気をつけるようになりました。
――さまざまなファッションイベントにも出演されていますが、ランウェイではいつもどんなことを意識されていますか?
ランウェイを歩くときは、お洋服に合わせた表情、ブランドさんに合わせた表情を意識しています。そのときのテイストを見て、かっこいいお洋服なのかな、大人っぽいのかな、かわいい感じなのかなって、受けとりながら歩いています。でも基本、楽しみながら歩いているので、かっこいいステージでも後ろを向いたら笑顔でいるかもしれません(笑)
――今回のTGCで楽しみにしていることは?
今回代々木開催で、東京で開催されるTGCに出演するのは初めてなのですが、東京出身なので東京でできることがすごくうれしいです!
――最後に改めて、今後の芸能界での目標をお聞かせください。
自分を出せる人になりたいっていうのが一番強く、私にしかできないことを見つけて発信できたらなとすごく思っています。“香音ワールド”もそうですし、モデルさんとしていろんな表情を見せられて、いろんなテイストが似合う女性になりたいなと思っています。また、デザインをするのも好きなので、メイクとかお洋服とかいろんなものをプロデュースしてみたいです!
■プロフィール
香音(かのん)
2001年4月20日生まれ、東京都出身。2013年、「第1回ニコ☆プチモデルオーディション」でグランプリに選ばれ、同誌の専属モデルに。
その後、『ニコラ』の専属モデルを経て、2019年5月号より『Popteen』の専属モデルとして活躍し、“のんのん”の愛称で親しまれている。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(2015)やTBS『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(2015)など、ドラマ出演も果たしている。