2014年9月4日 11:16
ガートナー、2014年版「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表
ガートナーはこのほど、2014年版「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表し、その中で、デジタル・ビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示した。
同社のハイプ・サイクルは2,000を超える技術を119の分野にグループ化し、その成熟度、ビジネスへの貢献度、今後の方向性に関する分析情報を、企業の戦略/プランニング担当者に提供するもの。今回で20周年を向かえた。
今年は、デジタル・ワークプレース、コネクテッド・ホーム、エンタプライズ・モバイル・セキュリティ、3Dプリンティング、スマート・マシンなどのハイプ・サイクルが加わった。
デジタル・ビジネスに向けたガートナーのロードマップでは、以下のように、発展するビジネス時代のモデルが6つのステージに分けて定義されている。企業はこれらによって自社の現在の位置を把握して、未来に眼を向けることができる。
ステージ1: アナログ
ステージ2: Web
ステージ3: E-Business
ステージ4: デジタル・マーケティング
ステージ5: デジタル・ビジネス
ステージ6: オートノマス (自律型)
先進テクノロジのハイプ・サイクルでは、最新技術に焦点を当てているため、含まれる技術の多くは、後半の3つのステージに属するものとなる。