ソニー、真鍮ハウジングや上下対称アーマチュアを採用するBAヘッドホン
剛性が高く内部損失特性に優れる真鍮(しんちゅう)をハウジングと音導管に採用し、抜けの良いクリアな中高域を再現するBAヘッドホンの新モデル。
新開発のシンメトリックアーマチュアにより上下対称性を高めることで波形再現性が向上するとともに、ダイレクトドライブ構造を採用することで振動板にアーマチュアの振動が直接伝わり、入力信号に忠実な駆動が可能となった。
また、信号伝送ロスを抑える銀のコーティングが施された銀コートOFC線により高音域のなめらかな再生が実現するとともに、従来は3芯構成だったグランドケーブルを4芯構成とした。これにより、左右のグランド(電流の帰り道)が分離され、音の広がりと引き締まった低音再生を実現している。
主な仕様は、感度が105dB/mW、再生周波数帯域が5~25,000Hz、インピーダンスが16Ω(1kHzにて)、最大入力が100mW(IEC)となっている。
コード長は約1.2m、入力プラグは金メッキL形ステレオミニプラグ、質量は約4g(ケーブル含まず)だ。