BiSHとの意外な関係も 楽曲タイトルをコピーに埋め込んだ映像で伝えたいこと - EPOCH佐々木渉氏
誰だって夢中になれることを、見つけたい。ファンファーレが鳴り響き、オーケストラが音楽を奏でるような、明るい未来に向かいたい――。
ポストミレニアル世代であるZ世代に向け、さまざまなアーティストの楽曲のタイトルを散りばめたMicrosoft Surfaceのイースターエッグ広告が今、話題を呼んでいる。「まだタイトルのない君へ。」と題し、これからブレイクスルーし、社会へ羽ばたこうとしている若者たちにエールを贈った今回のプロモーション。プランナー兼クリエイティブ・ディレクターを務めた株式会社EPOCHの佐々木渉氏に話を聞いた。
「まだタイトルのない君へ。」
――そもそもこのアイデアはどういうきっかけで思いついたのですか?
実はこれ、意外とパッと思いついたんですよ。新学生向けのキャンペーンということで、最初に「音楽が刺さるのではないか」という仮説に基づき、「楽曲タイトルをコピーに埋め込んだら面白いんじゃない?」というざっくりしたアイデアが浮かびました。そこからコピーライターを含めいろいろな人たちとディスカッションしていきながら形にしていったんです。
――楽曲選びはどのように進めていったのでしょう。