南沙良、故・佐々木すみ江さんとの共演は「すごく大切な宝物」
空気がおいしくて、景色がきれいで。温泉に行った時、露天風呂から見上げた星空にとっても感動しました。
撮影は15歳の終わり頃から16歳にかけて。それだけ長期間、同じ役を演じることは初めてのことでしたが、あまり作り込まずに臨みました。その瞬間に感じたことや気づいたことは忘れないように、次に来た時に思い出せるようにメモしておきました。
――特別なメモ帳があるんですか?
小さい頃から、手帳に日記をつけるようにしています。普段はあまり読み返すことはないですが、今回でいえば時間が経ってから再び現場に入る時に読み直して、以前の気持ちを思い出しながら撮影に臨んでいました。
○■小さい頃から「違う何かになりたい」
――いろいろな感情の涙が印象的でした。
泣きの演技をどのように捉えていますか?
ありがとうございます。得意か不得意か……自分では分かりませんが、実際に現場に入ってその時の空気を感じ取っています。
――小さい頃から女優の夢があって、叔父さんがオーディションに応募したことがデビューのきっかけになったそうですね。
「女優になりたい」というか、小さい頃から「違う何かになりたい」と思っていて。