キヤノンITS、日本で感染が拡大するランサムウェアに注意喚起
ランサムウェアとは、身代金要求型マルウェアのこと。ランサムウェアに感染すると、PC画面がロックされたり、PCやファイルが不正に暗号化されユーザーが閲覧できなくなったりする影響がある。ランサムウェアは、ロックや暗号化を解除する代償として、ユーザーに金銭を要求する。
ランサムウェアは世界中で検出されるが、現在日本の検出率が最も高く、特に9月に入ってからの増加傾向が目立つ。感染経路としてはインターネット経由でダウンロードされるほか、メール添付の例も多く存在するという。
同社はウイルスに感染しないための対策として、セキュリティ製品の定義データベースを最新に保つこと、OSやソフトウェアをアップデートしセキュリティパッチを適用すること、データのバックアップを行っておくこと、脅威の存在を知っておくこと、などを紹介している。