2014年9月27日 17:50
一眼レフ初心者が猫撮影に挑む! (2) 透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには
しかし、逆光で撮影すると、太陽の光を正面から受けたカメラが、「明るすぎるしちょっと暗くしておこう」と勝手に暗くしてしまうんですんね。
露出とは、写真の明るさのことを意味し、それを調節することを「露出補正」といいます。0を基準として、プラス側に1、2、3、マイナス側に-1、-2、-3と補正することができます。プラス側になるほど写真は明るく(露出オーバー)、マイナス側になるほど写真は暗く(露出アンダー)なります。単位は、EV(exposure value)であらわされます。
露出は、F値とシャッタースピードで決定されますが、それはまた別の回でご紹介します。
試しに撮影をしてみましょう。土砂降りだったこの日、普通にシャッターを切って撮影すると……。
かなり真っ暗。夕方でかなり日もくれていて、おまけに外は大雨。室内にほとんど光は入ってきませんでした。そこで、プラス側に露出補正し、写真を明るくしてみます。
今度は明るすぎです。このように写真が明るすぎてしまうことを、「白とび」と言います。そこで、もう少しマイナス側に露出補正すると……。
このような写真が完成です。
写真が暗いな?と思った場合は、是非明るさを調節してみてください。