愛あるセレクトをしたいママのみかた

一眼レフ初心者が猫撮影に挑む! (3) 夜の室内で猫の写真を撮りたい!!

マイナビニュース
一眼レフ初心者が猫撮影に挑む! (3) 夜の室内で猫の写真を撮りたい!!
今日のテーマは、「夜の室内で猫の写真を撮りたい!!」です。

○そもそも夜撮影しない

テーマが夜の撮影となっておりますが、実は私、ほぼ全く夜は猫の撮影をしておりません。やっぱり、一番撮りたい写真が、ふわふわの猫写真なので、夜はあんまりカメラを手にとりません。

でも、夜の猫は黒目も大きくて可愛らしく、また、活発に活動するので猫同士でいちゃいちゃしているシーンもたくさん撮影できます。夜の撮影方法もきちんと身につけておかないと、たくさんのシャッターチャンスを逃してしまうのです。

○フラッシュは使わないこと

夜の猫撮影で大切なことは、「フラッシュを使わない」ということです。

猫に限らず、夜の室内でフラッシュ撮影をすると、背景が暗く落ちてしまいますし、フラッシュの直射発光による影も出ます。というかそもそも、どこの猫カフェでもフラッシュ撮影は禁止されている通り、フラッシュは猫の目に悪いので基本的にNGです。


あるいは、バウンス撮影をしても良いのですが…猫が驚いてしまうのでこちらもNG。(ストロボ光を壁や天井に反射させて間接的に被写体に当てて撮影することを、バウンス撮影と言います。いろんな角度から光が当たり、自然光に近い光が適切な量で被写体にふりそそぐので、自然な写真を撮ることができます)。

○F値を小さくする

次に大切なのは、F値を小さくすることです。夜の室内は、光の量がとても少ないです。F値を小さくするということは、絞りを開くということ。つまり、よりたくさんの光を取り込むことができるんですね。

また、シャッタースピードも速くなり、そのことによって写真もブレにくくなります。


○ISO感度を高く設定する

そして同様に大切なのは、ISO感度の数字を高く設定すること。

ISO感度(いそかんど)とは、カメラが光に反応する感度を数値化したもので、アイエスオーとも読みます。

光の量が少ない暗い室内などでの撮影では、この数字を高く設定することで、シャッタースピードを速くし、ブレることなく写真を撮ることができます。

一般的に、晴れている屋外で撮影する際は100から400、曇りの日や夕暮れの屋外で撮影する際は400から1600、暗い室内や動きの速い被写体、手持ち夜景の撮影の場合は1600から6400の数字が必要と言われています。上記の写真は、ISO6400で撮影しました。猫が毛づくろいをしている最中だったので、それより低い数字だと顔が思い切りぶれてしまったためです。

ただ、ISO感度は上げれば上げるほど、写真にノイズが発生しやすいです。画質が落ちてしまうので、被写体のブレをよく確認しながら、設定すると良いかもしれません。


○今日のまとめ

夜の室内で猫を撮影する際のポイントは、下記の3つです。

フラッシュは使わないこと
F値を小さくする
ISO感度を高く設定する

○次回予告

次回のテーマは、「何のために猫を撮るのか」です。

<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード