くらし情報『岐阜県・白川郷の合掌造家屋がレンタルスペースに - ネットで予約可能』

2014年9月28日 11:30

岐阜県・白川郷の合掌造家屋がレンタルスペースに - ネットで予約可能

岐阜県・白川郷の合掌造家屋がレンタルスペースに - ネットで予約可能
岐阜県白川村は、国指定重要文化財の「旧遠山家住宅」を、使われていないスペースや建物を貸し借りできるインターネットサービス「スペースマーケット」に期間限定で出展する。

○「教育・文化活動」用途で一時利用可能

同住宅は、2015年に世界遺産登録20周年を迎える白川郷の代表的な合掌造家屋のひとつで、現在は博物館施設として活用されている。合掌造りとは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居。旧遠山家住宅は、文政10年(1827)頃、能登の大工によって建てられた。改築を経て160年経った今も屋内は黒光りし、外観も重厚な威容をたたえているという。

同住宅は、白川郷と合掌造りを世界に発信したドイツの建築学者ブルーノ・タウト(1880~1938)が来村時に訪れた、白川郷の生き字引ともいえる家屋でもある。当日の様子は著書「日本美の再発見」で、「極めて論理的かつ合理的で、日本の建築では例外に属する 珍しい庶民の建築」と評価されている。広々とした合掌家屋と多く残る民芸品に、大家族で過ごした当時の活気ある様子を偲ぶことができる。


現在は、かつての白川郷の生活を伝える民俗博物館施設として活用されており、11月より保存修理工事に入ることから、工事終了後に教育的に使用する機会や、改修工事後の活用方法のアイデアを積極的に模索するため、「スペースマーケット」

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