くらし情報『Broadcom、GNSSとセンサハブのコンボチップ「BCM4773」を発表』

2014年9月29日 10:10

Broadcom、GNSSとセンサハブのコンボチップ「BCM4773」を発表

Broadcom、GNSSとセンサハブのコンボチップ「BCM4773」を発表
Broadcomは9月26日、GNSS(全地球衛星測位システム)とセンサハブの低消費電力コンボチップ「Broadcom BCM4773」を発表した。

同製品は、GNSSチップとセンサハブを単一のコンボチップに統合することで、バッテリの消耗を最小限に抑え、モバイルデバイスの位置情報技術に新たなインテリジェンスを追加する。また、同アーキテクチャにより、Wi-Fi、Bluetooth Smart、GPS、MEMSからの情報をAP(アプリケーションプロセッサ)ではなく、単一のSoCで処理できるようになる。さらに、独自の設計によってAPの負荷を軽減することにより、消費電力を80%以上削減するとともに、基板面積を34%縮小しながら、コストの削減を実現する。

そして、GNSSをWi-Fiコンボチップに直接接続することにより、モバイルデバイスでは、ユーザーの場所や行動を把握して、ユーザーエクスペリエンスをさらにパーソナライズできるようになる。例えば、「BCM4773」ベースのスマートフォンでは、メインのAPを関与させることなく、Wi-Fi、Bluetooth Smart、GPS、MEMSからの情報を使用し、ランナーが屋外で走っているのか、屋内のランニングマシーンで運動しているのかを認識できる。

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