内定者の時期といえばまさに大学生と会社員の狭間であり、何かと軽はずみに行動しがちなもの。
筆者も例に漏れず、内定者懇親会や内定者研修で調子に乗って失態を犯した経験があります。あの事件によって自分がどれほどの損失を被ったのか、あらためて振り返ることすら、はばかられます。
どうか一人でも同じ轍を踏む人が少なくなってほしい――。
そんな願いを込めて、内定者の集まりにおける注意事項をまとめました。
(1)内定者はまだお客様であり、仲間同士でもない
内定者は企業からすればほとんどの場合でお客さまの範疇であり、さらに内定者同士についても仲間同士になりきったわけではありません。実際、辞退などによって人数も変動します。
一定の仲間意識は生じて然るべきですが、大学入学時の英語クラスみたいなもので、同じ属性を偶然によって与えられただけの関係です。
つまり、心を許すには時期尚早なのです。
(2)一生懸命やるのは仕事が始まってからでいい
もう就活は終わっているため前のめりになる必要はなく、一定の警戒心を持って楽しめば、何の問題もありません。無理に場を盛り上げなくても、人事に媚を売らなくても結構。