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東京都・秋葉原の大盛りメシ頂上決戦! 「ごはん処あだち」VS.「昭和食堂」

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東京都・秋葉原の大盛りメシ頂上決戦! 「ごはん処あだち」VS.「昭和食堂」
○実食&完食してジャッジ!!

常々考えていたことがある。

東京都・秋葉原の大食い文化で切磋琢磨する飲食店の数々。定食屋、ラーメン屋、丼物屋…etc.一体どの店のどの料理が大盛りの"テッペン"なのかと……。そこで今回、大盛りで話題の秋葉原の飲食店2店舗を取材。実際に大盛りメニューを食べ、ジャッジしようと考えた!

○青コーナー! 「ごはん処あだち」、出てこいやゃぁ!!!

まずはJR・東京メトロ秋葉原駅から徒歩5分の場所にある「ごはん処あだち」。「親父の代から秋葉原でもう50年以上もやってる店だからねぇ!!そう簡単にNo.1は譲れないよ!!」。

いきなりの江戸っ子!! ご主人の安達政則さんの登場だ。"日本昔話"顔負けのギガ盛り白米と唐揚げを中心としたおかずの、「あだちランチセット」(980円・税込)がスゴすぎるとの噂だが……。


「もともとはアキバにあった『やっちゃ場』(青果市場)で店を構えてたんだ。市場で働く人やトラックの運ちゃん、両国も近いから若手の力士なんかを相手にしてさ。その精神を受け継いでんだよね、だから『多い! うまい! 安い! 』じゃないとダメ!! 」。

○ガツ食いしても全く減らない!

量もすごいが、とりあえず言っとく。米に甘みがあって旨い!! 唐揚げはサクサクでほんのりカレーの風味が。これなら白飯を次から次に胃袋に納められる!! が、全く減る気配ナシ!!

「米は新潟コシヒカリ100%。市場時代のつながりで、仕入れをかなり抑えられてるのが格安の秘訣でもあるな!! お客さんの食べっぷりのいい姿がうれしいね。ウチは本当にご飯が食べ放題。
釜がカラになったらすぐに炊くよ、江戸っ子定食屋の意地だねっ」。

粋だぁー!!!! 味、コスパ共に"テッペン"に一番近いのは確かなようだ。ごっそーさん!!

○赤コーナー! 「スタミナ丼」のカウンターパンチ、「昭和食堂」の入場!!

次は、秋葉原駅からすぐの場所にある「昭和食堂」だ。こちらの名物は「スタミナ丼」。「スタミナ丼のこだわりはズバリ豚肉。当店独自の厚みにスライスしてあり、口に含んだ時の肉質感、歯ごたえが特徴。調理中に赤身と脂身がバラバラにならないように工夫されていて、旨さも逃さない豚バラ肉なんです」。勢いよくそう説明してくれたのは店長の除恩永(ソ・ウンヨン)さん。
「スタミナ丼・ギガ盛り」(1,300円・税込)は、大盛りだからと言って量に頼らず考え抜かれた逸品ということですな。

「『スタミナ丼』のルーツは"まかない"なんです。もともとはオーナーがラーメン屋も経営してまして、余った豚肉を炒めている時にニンニクを加えたりして開発されました。舌の肥えた腹ペコのスタッフをもうならせる豚丼です」。

○ニク! ニク!! ニク!!! 怒濤の豚肉攻め

インパクト大の丼からご飯と豚肉を口に運ぶ。その瞬間! 肉汁が口からこぼれる~。そしてそれを追い越すかのようにニンニクの風味が迫ってくるよぅ! 時折ひょっこりと顔を出すピーマンもナイス脇役。

「ご飯が1.1kg、豚肉が500gです。
考案した当初は誰も完食は無理だろうと思っていましたが、今では月に600食は出る看板メニューなんですよ。完食率は80%ぐらいですね」。

卵が2つ、味噌汁が飲み放題というのもかなりうれしいサービス。卓上の調味料も種類豊富で、味に変化をつけながらあっという間に完食できたぞ。ごっつぁんでした!

○秋葉原"大盛りNo.1"の座は!?

味的には全くのドローなのだが、「あだちランチセット」はとにかく米の量がハンパではなかった。「スタミナ丼・ギガ盛り」は調味料などで完食までが割とスムーズにイケる。勝敗を分けたのはお米の攻略難易度の差!

ということで栄冠は「ごはん処あだち」で決定!! と言いたいところだが、実際に決めるのはアナタ! そう、読者のアナタ自身だ!! 今すぐ秋葉原へ赴くべし!!

(文・A4studio東賢志)

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