2014年10月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元として使われており、PYPLページのリンクを辿っていけば自国におけるランキングなども表示させることができる。
2014年10月におけるインデックスは次のとおり。11位にSwiftがランクインしたことが注目される。新たに発表されるプログラミング言語は、直後は上位にランクインするものの、しばらくすると圏外になってしまうことが多い。Swiftがこのタイミングで11位に付けたことは、今後長期にわたってシェアを維持し続ける傾向の表れととらえることができ、実用的なアプリ開発言語として一定のシェアを持ち続ける可能性が見える。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを特に調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されていると言える。
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