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好調な個人消費に支えられ 回復の勢いを強める英国経済

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好調な個人消費に支えられ 回復の勢いを強める英国経済
ユーロ圏の景気回復が停滞する一方で、英国経済は好調を維持しています。9月30日に発表された2014年4-6月期の実質GDP成長率(前年比、年率)確定値は3.2%増と、リーマン・ショック前の水準を回復しており、英国の景気回復がこれまでの想定よりも強く続いている状況が示されました。

このままいけば、今年の英国のGDP成長率は主要7ヵ国(G7)で最も高くなる見通しです。英国では、ユーロ圏の景気低迷や地政学的リスクの台頭により輸出の伸びは減速したものの、雇用の増加や消費者マインドの改善などを背景に、個人消費の増加による好調な内需が景気を牽引しました。

こうしたことから、過去最低の0.5%に据え置かれている政策金利について、市場では利上げ期待が高まっています。イングランド銀行(中央銀行)はこれまで、失業率が大幅に改善する一方で賃金の伸びが停滞していることやインフレ率の減速などを考慮し、拙速な利上げに対して慎重な姿勢をみせていました。

しかし、イングランド銀行のカーニー総裁は9月25日の演説で、将来についての不透明感に配慮しつつも、利上げ開始時期が近付いているとの認識を示しました。

利上げが開始されると英国の経済成長はいくぶん緩やかなものとなる可能性があるものの、消費者マインドは高水準にあることから、今後も内需主導の成長が続くものとみられます。
なお、一般に、利上げは通貨にとって好材料となるため、英ポンドへの投資妙味も高まるものと期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2014年10月6日 日興アセットマネジメント作成)

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