FreeBSD 10.0-RC1登場
この準備リリースでは、i386アーキテクチャ版でマルチディスクのZFSを使っているユーザに対して忠告が出ている。具体的には、i386アーキテクチャ版でZFSのマルチディスク構成(ミラー、RAIDZ-1、RAIDZ-2など)を使っている場合、起動時にカーネルがパニックする不具合が存在するとされており、options KSTACK_PAGES=4を指定したカーネルを使うなどして、問題を回避する方法が説明されている。
加えて、freebsd-update(8)を使ってシステムをアップデートした場合、カーネルがデフォルトのカーネルに上書きされて上記オプションを指定して構築したカーネルが上書きされてしまうため、freebsd-update(8)によるアップデートは実施しないようにという説明もある。これに該当する場合は注意が必要と言える。