電通、インターネット広告市場にプライベート・マーケットプレイス構築へ
現在、インターネット広告の世界においてはRTB(Real Time Bidding)型の運用型広告が市場を席巻しつつあるが、一方、市場の急速な拡大に伴い、さまざまな課題が顕在化してきている。
今回、電通が形成した「PMP」は、広告主、広告会社、媒体社が、広告の掲載サイトや価格について事前に取り決めを行うため、広告掲載サイトの把握と取引の透明性の確保が容易になり、広告主や媒体社が抱える課題の解消につながる。
今後、電通は、日本における統合的なプレミアム広告枠の販売手法の確立に向け、価値の高い広告枠を保有する媒体社のリクルーティングを進める。
また、「複数サイトへの広告配信とその効果測定が一元管理できるDoubleClick Campaign Managerなどの第三者配信プラットフォームとの連携」「DoubleClick Bid Managerなど、広告効果の最大化を支援するプラットフォーム『DSP(Demand Side Platform)』との連携の施策」をGoogleのサポートを得ながら進めていく。