2014年10月8日 15:00
まるで“Excel方眼紙”、グレープシティが業務アプリ開発ツールを発売
「Excelファイルが重すぎて開くのに時間がかかる」「社内で共有しているExcelファイルを低コストでシステム化したい」――。こうしたニーズに応えるツールが登場した。
グレープシティは、Microsoft Excelの操作性を再現し、Webベースの業務アプリを簡単に作れるツール「Forguncy(フォーガンシー)」を10月15日に発売する。価格は1開発ライセンスが3万9800円(税抜)、サーバ運用ライセンスと一緒になったパック商品が9万2500円(税抜)。
Excelは表計算やデータ集計から、名簿管理、帳票レイアウトにいたるまで、日本のビジネスシーンの多くで使われているOfficeソフト。そのExcelのセルを小さな正方形に統一し、方眼紙のような見た目で使う“Excel方眼紙”といった言葉が生まれるほど、熱心に活用するユーザーもいる。
Forguncyは、まさにExcelを方眼紙のように再現した操作性で、業務アプリを開発できるというものだ。既存のExcelデータ資産やノウハウを活用して、プログラミングの知識がない開発初心者でも簡単にWebアプリを作れる。
○データはデータベースで管理
“Excel方眼紙”は、レイアウトが自由にできる反面、データの再利用性がしばしば問題視される。