サムスン、「GALAXY WORLD TOUR 2014」開催 - 新製品5機種アピール
サムスン電子ジャパンは8日、同社製の新端末発表イベント「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」を都内で開催。同イベントでは、曲面型ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」など5製品のプレゼンテーションが行われた。
「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」は、2014年9月にドイツ・ベルリンで行われた家電見本市「IFA 2014」にて発表された同社製の新製品説明イベント。NTTドコモとKDDIより発売される、Androidスマートフォン「GALAXY Note Edge」、Androidタブレット「GALAXY Tab S」、腕時計型端末「Gear S」のほか、KDDIより発売されるイヤフォン「Gear Circle」、ドコモより発売されるAndroidスマートフォン「GALAXY S5 ACTIVE」の計5機種をアピールした。
サムスン電子ジャパンプロダクトチーム大越一博氏、ギャラクシーマスター2名(増田夏恋さん、山下早紀さん)が登壇し、各機種の説明やデモを行った。
○「GALAXY Note Edge」
「GALAXY Note Edge」は、ドコモ(10月下旬)、KDDI(10月23日)より発売が予定されている5.6インチAndroidスマートフォン。スマートフォン史上初めて「エッジスクリーン」と呼ばれる曲面型ディスプレイが搭載されている。
同機種の最大の特徴である「エッジスクリーン」は、メインディスプレイとは別に独立して動作。
アプリの切り替えや、ニュースや天気などの情報表示が可能となっている。
イベントでは、「エッジスクリーン」のほか、2つのアプリを同時に使える「マルチスクリーン」機能、2倍の感度に強化された「Sペン」、より広角に自分撮りがしやすくなった「インカメラ」などを紹介した。
なお、「GALAXY Note Edge」については、後日レビュー記事を掲載予定。
○「GALAXY S5 ACTIVE」
「GALAXY S5 ACTIVE」は、ドコモより発売中の5.1インチAndroidスマートフォン。米国国防総省の軍事規格、MILスペックに準拠した耐衝撃性能を備える。また、IPX5/7相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を搭載するなど、タフさが特徴で、アウトドア派のユーザーでも安心して使える仕様になっている。
イベントでは、実際に胸の高さから落下させ、同機種の頑丈さをアピールした。
●その他機種をアピール
○「Gear S」
「Gear S」は、ドコモ、KDDIから10月下旬に発売が予定されている音声通話対応の腕時計型デバイス。
3G通信とWi-Fi通信(IEEE 802.11 b/g/n)に対応し、SIMカードを挿入すれば「Gear S」自体が電話番号を持つことができる。
また、そのデザインについて大越氏は、「カジュアル、ビジネス、フォーマルとシーンを選ばず使っていただける」と話した。
「Gear S」自体が電話番号を持つため、「ジョギングなどの際、スマホを持ち歩かずこれだけで十分」(増田さん)とのこと。
また、メール機能ではこれまで定型文のみ送信可能だったが、自由文を入力することができるようになったという。
○「Gear Circle」、「GALAXY Tab S」
「Gear Circle」は、KDDIより10月下旬に発売が予定されているBluetoothヘッドセット。イヤフォン部分にはマグネットが内蔵されており、くっつけることでネックレスのように装着することができる。また、スマートフォンにかかってきた電話を受けることも可能。
イベントでは、実際に電話をかけるデモが行われた。
「GALAXY Tab S」は、ドコモ、KDDIから12月上旬に発売が予定されているAndroidタブレット。ドコモ版では8.4インチ、KDDI版では10.5インチモデルとなっている。
イベント後は、フォトセッションの時間が設けられた。
(記事提供: AndroWire編集部)