OpenSSH 6.7登場
「OpenSSH 6.7」における主な変更点は次のとおり。
リモートのTCPポートをUNIXドメインソケットにフォワーディングする機能を追加
ED25519キータイプ向けにSSHFP DNSレコードに対応
中断されたファイルアップロードを再開する機能を追加
~/.ssh/rcを実行するかどうかを制御するPermitUserRCオプションを追加
LocalCommandおよびControlPathへユニークな文字列へ展開される%Cエスケープシーケンスを追加
OpenSSHの機能をライブラリとして利用できるように内部構造のリファクタリングを実施
「OpenSSH 6.7」ではCBC暗号とarcfour系がデフォルトで無効に変更されたほか、サーバにおけるtcpwrappers/libwrapのサポートも削除されているため、OpenSSH 6.6以前で同機能を使っていた場合は注意が必要。CBC暗号とarcfour*の実装そのものはまだ残っており、オプションを指定して利用可能な状態にすることはできる。