くらし情報『主婦に朗報! 西友が「米国産豚肉」を1割値下げ、輸入商社通さずコスト削減』

2014年10月10日 13:57

主婦に朗報! 西友が「米国産豚肉」を1割値下げ、輸入商社通さずコスト削減

主婦に朗報! 西友が「米国産豚肉」を1割値下げ、輸入商社通さずコスト削減
西友は10日、米国産豚肉「肩ロースブロック」と「ロース切身」の2商品を約1割値下げして販売を開始した。親会社の米ウォルマート・ストアーズとの一貫管理により、輸入商社を通さず直輸入することで販売価格を引き下げる。

販売価格は、ともに100グラム当たり97円(税抜)。販売場所は、全国の西友371店舗および「SEIYUドットコム」。

豚肉市場は近年、需要が伸びる一方で、国内農家の減少による生産高の縮小傾向 が継続している。加えて、2013年10月に国内で豚流行性下痢(PED)の発生が確認され、全国で感染が広がったために、さらに豚の頭数が減少し、仕入れ価格、小売価格ともに高騰が続いているという。

また、日本の輸入豚肉の9割を占めると言われている米国産豚肉においても、国内の状況を受けた需要の高まりにより、同様の影響が拡大。2014年8月の平均小売価格は、同年1月と比べて、国産豚肉ロースで約4%増、輸入豚肉ロースで約29%増と、大幅な価格上昇が続いている。


今回の値下げ対象商品では、輸入商社を通さず、西友が米国の取引先から直輸入する新スキームを導入し、中間流通コストを抑えることで、販売価格の引き下げを実現。

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