2014年10月11日 15:43
Windows 8.1ミニTips (68) 意外と便利な「ファイル履歴」 - 復元編
従来のWinodwsはローカルデバイス全体を対象にしたフルバックアップが基本だったが、Windows 8以降はシステムファイルを初期状態にする「PCのリフレッシュ」などが加わり、フルバックアップの必要性が低下した。PCを利用する上でバックアップは不可欠だが、その際に役立つのが「ファイル履歴」だ。今回はバックアップデータからの復元方法などを紹介しよう。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○ファイルを復元する
ファイル履歴で作成したバックアップデータからファイルを復元するには、ナビゲーションウィンドウにある「個人用ファイルの復元」を選択し、新たに現れるウィンドウから実行する。バックアップの作成については前回を参照いただきたい。
各ファイルは復元先(バックアップ元)のパスを保持しており、基本的にはバックアップ時と同じフォルダーにファイルを復元する仕組みだ。復元先に同一名のファイルやフォルダーが存在する場合、操作の選択をうながされる。
その際は「ファイルごとに決定する」