くらし情報『「将棋電王戦タッグマッチ2014」閉幕、西尾六段・ponanza組が優勝を果たす』

2014年10月12日 23:57

「将棋電王戦タッグマッチ2014」閉幕、西尾六段・ponanza組が優勝を果たす

「将棋電王戦タッグマッチ2014」閉幕、西尾六段・ponanza組が優勝を果たす
将棋のプロ棋士がコンピュータ将棋ソフトとタッグを組んでトーナメントで対局する「将棋電王戦タッグマッチ2014」のFINAL Roundが12日、東京・六本木のニコファーレにて行われ、西尾明六段・ponanza組が優勝した。

ファイナルラウンドで決勝に勝ち進んだのは、1stラウンドAブロックで優勝した森下卓九段・ツツカナ組とBブロックで優勝した西尾明六段・ponanza組。矢倉の古風な定跡形に進み、後手の西尾明六段・ponanza組が大胆な反撃に出ながら局面の均衡を保った。後手は守りを安定させて攻める展開に持ち込んでリードを奪い、112手で制してタッグマッチ優勝を決めた。消費時間は▲森下1時間、△西尾54分。

優勝した西尾明六段・ponanza組には、日本将棋連盟理事の片上大輔六段から優勝トロフィーが授与された。表彰式で西尾明六段は「今回は実験だと思って指していた。突き詰めると将棋は難しいゲームということがわかった」、森下卓九段は「決勝はうまく指されて完敗だった。
普段は逆転負けが多いタイプなのでツツカナが心強く、やや甘えすぎたところがあった」とそれぞれ今日の対局を振り返った。

「将棋電王戦タッグマッチ2014」

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