2014年10月14日 12:00
デザイナー哀の劇場 R(リターンズ) (4) かぐや姫系クライアント現る
台風が来たり来なかったりしていますね。近所の庭の池から逃げ出した鯉には「もといた場所へお帰り」と声をかけてあげてください。まずりんです。
今回は、くせ者のクライアント様シリーズのひとつ、「かぐや姫系クライアント」についてです。前シリーズの「クライアント様はカノジョ系!?」でチラッと触れておりますが、この手のクライアントはとにかく無理難題をおっしゃいます。その姿、求婚してきた貴族たちに無理難題を言い渡すかぐや姫のごとし。「いやもう、それ矛盾してますから~!」「それ、絶対実現不可能ですから~!」と何度言いそうになったことか…(言ったかもしれん…)。
しかも、こういう方には「本当に仕組みがわからなくて無理難題を言ってしまっている人」と「無理難題だとわかってて言って来る人」の2パターンいらっしゃいます。
前者の場合はきちんと説明すれば理解してくださる場合が多いですが、後者は…(無言)。こうした場合、自分たちができる限りの最大限の提案をするしかないと思います。無理難題をどこまでほぐして実現可能なものにするか、これも重要な仕事です。その場で「NO」と言う事はたやすいですが、そればっかりやってたら仕事なんて来ないですからね。