2014年10月14日 17:39
川崎重工、米航空機用エンジンメーカーとの共同開発・生産を発表
川崎重工は10月14日、米プラット・アンド・ホイットニーと、次期リージョナルジェット機用エンジンPurePower「PW1500G」および「PW1900G」の開発・生産に「リスク&レベニューシェアリングパートナー(RRSP)」方式で参画することを決定し、契約を締結したと発表した。
「PW1500G」および「PW1900G」はギアード・ターボファンエンジンで、先進ギアシステムの採用により、高バイパス比を実現し、従来機に対し16%の燃費改善、50%の騒音低減、加えて大幅なCO2・NOx削減を実現する。
「PW1500G」は、プラット・アンド・ホイットニーのギアード・ターボファンエンジンシリーズ最初のエンジンとして2013年に型式証明を取得しており、加・ボンバルディアの次期リージョナルジェット機「C Series」へ独占的に搭載されることが決定している。また、「PW1900G」は「PW1500G」の派生型エンジンで、伯・エンブラエルの次期リージョナルジェット機「E190E2」「E195E2」へ独占的に搭載されることとなるという。
「C Series」および「E190E2」「E195E2」