エレコム、最大2台をつなげてWi-Fi電波を遠くまで飛ばせる11ac対応の中継機

エレコムは14日、無線LANルータからの電波を中継して利用範囲を拡大する無線LAN中継器として、「WRC-733FEBK-R」と「WRC-300FEBK-R」の2モデルを発表した。11月上旬より発売する。価格はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応の「WRC-733FEBK-R」が7,603円、IEEE802.11b/g/n対応のN「WRC-300FEBK-R」が5,529円。

○WRC-733FEBK-R

コンセントに直付けする従来モデルと違い、ACアダプタを使用して柔軟に設置できる無線LAN中継器。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。IEEE802.11ac利用時のデータ転送速度は最大433Mbps(理論値)。

内蔵アンテナは3本で、5GHzが送受信×1本、2.4GHzが送受信×2本。ユニバーサルリピータ方式を採用し、他社製Wi-Fiルータと組み合わせての使用も可能。同時設置可能台数は2台で、本製品を2台使った長距離の中継にも対応する。無線LANの接続機能はWPSをサポートし、本体装備の10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポート×5基によって、有線LANしか持たない機器も無線化できる。