くらし情報『織田裕二、ひたすら我慢する演技でも「素顔を少しでも見せることができれば」 - ドラマ『株価暴落』』

2014年10月18日 12:00

織田裕二、ひたすら我慢する演技でも「素顔を少しでも見せることができれば」 - ドラマ『株価暴落』

織田裕二、ひたすら我慢する演技でも「素顔を少しでも見せることができれば」 - ドラマ『株価暴落』
●言いたいことをすぐにパッと言えたら……
WOWOWで10月19日からスタートする連続ドラマW『株価暴落』は、池井戸潤の小説が原作の金融サスペンス。爆破テロのターゲットにされた経営再建中の巨大スーパーを巡り、銀行員をはじめ、経営陣、警察などさまざまな人たちの思惑が激しくぶつかり合う。主人公である銀行マン・板東洋史を演じた織田裕二に話を聞いた。

――まずは今回演じられたキャラクターについての感想をお聞かせ下さい。目的や信念に向かって真っすぐに進む主人公・板東の姿は、私たちが思い浮かべる織田さんのイメージとオーバーラップする部分が多々あるように感じられました。

「台本に書かれた文字だけで見ると、確かにハッキリとした物言いは似てるかもしれないけど、板東の場合は『我慢』が先について来るんですよね。我慢して我慢して、これだけは相手に伝えないといけないから言っているのであって、自分とは全然違っているから…疲れるんです(笑)。そりゃ、言いたいことをすぐにパッと言えたら楽じゃないですか」

――ということは、必然的に"耐える"演技が多かったということでしょうか。


「僕が演じる板東は審査部の審査役という重要なポジションにいますが、高嶋政伸さん演じる企画部の副部長・二戸は板東の意見とは真っ向から対立している。

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