くらし情報『茨城大学、BCP強化のため全学生・教職員が使うシステムをコンテナDCに移設』

2014年10月20日 11:52

茨城大学、BCP強化のため全学生・教職員が使うシステムをコンテナDCに移設

茨城大学、BCP強化のため全学生・教職員が使うシステムをコンテナDCに移設
茨城大学および日立製作所は10月20日、全学生・教職員約9,000名が利用する教育研究・校務用システム「電子計算機及びネットワークシステム」のサーバをはじめとする機器群を、日立製作所が提供する屋外設置式のコンテナ型データセンター「フレキシブルデザインコンテナ」を移設し、10月からプライベートクラウド基盤として本格的に利用を開始したと発表した。

従来、茨城大学は、「電子計算機及びネットワークシステム」を校舎内のサーバ室に設置し、運用、管理していたが、東日本大震災では、校舎の停電によって全システムが停止し、約5日間にわたり、受験生・学生への情報発信や教職員間の一斉連絡の手段が途絶えるなど、業務の継続が困難となった。

被災した校舎の安全性を確保し、破損した空調システムを復旧するまでには1カ月を要し、その間、システムの本格稼働を行うことができなかったという。そこで同大学では、BCPの強化に向け、文部科学省の東日本大震災復興関連事業として、コンテナ型データセンターを導入した。

今回、茨城大学では、サイズやレイアウトを柔軟に設計できる「フレキシブルデザインコンテナ」を採用し、床面積約46平方メートル(幅約8.3m×奥行約5.5m)

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