三菱樹脂、豪州で植物工場産の野菜を生産・販売する事業を開始
国土の大半が砂漠に覆われている同国では、干ばつと水不足により農業生産に大きな課題を抱えており、2011年3月に三菱ケミカルホールディングスの研究機関とともにビクトリア州で太陽光利用型植物工場の実証実験を重ねてきた。同工場は三菱樹脂グループの閉鎖型苗栽培システム「苗テラス」および葉菜類養液栽培システム「ナッパーランド」を組み合わせたもので、節水かつ安定的に、より安全・安心な無農薬葉物野菜を周年供給することができるという。
2014年4月からは葉物野菜のテスト販売を行っており、栽培したホウレンソウやルッコラなどの葉物野菜が、現地の高級スーパーで販売されている露地有機栽培等の高品質野菜と同等の評価を得られ事業展開可能と判断。7月31日に約10億円を投じて100%出資子会社のKAITEKI Fresh Australiaを設立した。
今後、まずメルボルンやシドニーなど大都市圏を中心に野菜を販売し、同時にシンガポールやタイなど東南アジアの新興国において同事業展開を進めていくという。
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