東京都・東池袋に”死ぬまでに行きたい!“期間限定カフェオープン -14種類のコーヒー&ラテを無料提供
同カフェは、若干20代にして日本一周や地球上の全大陸上陸を達成した詩歩さんと、ネスレ日本が手がけるカプセル式本格カフェシステム「ネスカフェドルチェグスト」がコラボレーションし、実現したもの。
詩歩さんが2012年4月にFacebook上に開設したファンページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」はこれまでに60万以上の「いいね!」を獲得。2013年8月に書籍化し、国内版と併せてシリーズ累計販売部数は現在47万部を突破している。ちなみに今回の店名にもつながった“死ぬまでに”とは詩歩さんが過去、旅先のオーストラリアで車両事故に遭遇し、九死に一生を得たことに由来しているという。
○きっかけは山で味わうコーヒーへのこだわりだった
オープニングセレモニーで今回のコラボのきっかけについて詩歩さんは「趣味の登山で味わえる“山頂の絶景を眺めながらコーヒーを飲む”という至福の時間をより多くの人たちに体感してほしい気持ちと、いつでも焙煎したての香りと味わいを楽しめる『ネスカフェドルチェグスト』のコンセプトが合致し、今回のコラボが実現しました。山では売店などでコーヒーを販売していますが、たまにぬるかったり、カフェラテのフワフワ感が少なくて残念な思いをしたことも少なくありませんでした」とコメント。そして、そんなときに出会ったのが今回の「ネスカフェドルチェグスト」だったという。
「このコーヒーを山頂で飲めたら最高だなと思ったのと、14種類もカプセルがあるのでアウトドアだけでなく日常のシーンで飲み分けを楽しめるところもポイントですね。ちなみに私は朝に『カフェラテ』、ランチのあとは『アイスコーヒー』、夜にほっこりしたい場合は『ティーラテ』にハチミツをたっぷりと入れて楽しんでいます」(詩歩さん)
「ネスカフェドルチェグスト」は特許技術の専用カプセルに挽きたてのコーヒー豆を密封することで酸化からコーヒーを守っており、淹れる瞬間まで香りと味を逃さないことが特徴だ。
○実際に飲んでみた
実際に筆者もカプチーノやレギュラーブレンドの“ルンゴ”を試飲させてもらったが、実に香り高く、最初の口当たりがとてもまろやか。この抽出専用マシンを用いることにより、本格カフェ並みの最大15気圧のポンプ圧力でコーヒーが抽出され、繊細なクレマ(泡)が生まれる。それこそが、おいしさを引きたてている証拠だといえるだろう。ミルクカプセルはフランス産ミルクを贅沢に使用しているのでラテマキアートなども喉越しに苦みが残らずにスッキリ。詩歩さんのいう本格カフェを自宅やオフィスで楽しめるということにも十分納得ができた。
広々とした店内は北欧風に統一され、26席ある椅子とテーブルはフィンランド周辺地域で製産された家具を使用。
来店者はそのときの気分によってお好みのカプセルを選び、コーヒーやラテを飲むことができる。そして、このカフェ最大のポイントは30分に一度大スクリーンに流れるオーロラの映像だ。同映像は、映像作家の西郡勲さんが北極圏から400km南に位置するカナダのイエローナイフにて今年の10月上旬に撮りおろしたものだという。
「絶景の代名詞と言えばオーロラですが、一般的に北極や南極などは行きたくてもなかなか簡単に行くことができる場所ではないですよね。それに、たとえオーロラが見ることのできる国に行けたとしても確実に鑑賞できるかわかりません。そこでこのカフェではオーロラを疑似体験できるということをコンセプトに組み込みました」(詩歩さん)
非日常の壮大で美しいオーロラを疑似体験できる「死ぬまでに行きたい!絶景オーロラカフェ」で、あなたも極上のコーヒー&ラテを楽しんでみてはいかがだろうか?
(文=A4studio東賢志)