日本NI、高性能マイクロ波ベクトル信号アナライザとRF信号発生器を発表
「PXIe-5668R」は、低ノイズフロア、高線形性、低位相ノイズに加え、最大765MHzの即時帯域幅という特徴を備えている。また、一度の集録でレーダパルス、LTE-Advanced通信、802.11ac波形など、広帯域幅の信号が解析できる。さらに、高速計測が可能であるため、市場投入までの時間が短縮でき、最終的にテストのコストを低く抑えることができる。そして、搭載されているFPGAはユーザによるプログラミングが可能なため、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」でプログラミングして、計測器の挙動をカスタマイズしたり、高度なRFテストアプリケーションに対応したりすることもできるという。
「NI PXIe-5654」は、優れた位相ノイズと100μ秒の高速チューニング時間を特徴としている。対応アプリケーションの幅も広く、ブロッキング/干渉信号の生成、高性能な相互変調歪みテストベンチ、様々な電子線用アプリケーションなどがある。