くらし情報『演劇ファンが唸り、役者の成長も感じる『刀ミュ』〜つはものどもがゆめのあと〜』

2020年5月12日 18:07

演劇ファンが唸り、役者の成長も感じる『刀ミュ』〜つはものどもがゆめのあと〜

演劇ファンが唸り、役者の成長も感じる『刀ミュ』〜つはものどもがゆめのあと〜

ミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ / dアニメストア、DMM.comで配信)4作目、「つはものどもがゆめのあと」は第1作「阿津賀志山異聞」に続いて三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)の4振りが集合。そこに“源氏の重宝”と言われる髭切(三浦宏規)と膝丸(高野洸)が新たに加わる。向かう時代は平安末期から鎌倉初期。鎌倉幕府を成立させまいとする時間遡行軍の目論見を阻止することが目的になる。

「阿津賀志山異聞」の際、主である義経の死に苦しんだ今剣が自ら隊長に名乗り出る。彼が再び試練を乗り越え精神的に強く成長するのか気になるうえ、髭切と膝丸が主(声:茅野イサム)から受けた密命とは何かという新たな謎も。「阿津賀志山異聞」よりも源義経(荒木健太朗)と源頼朝(冨田昌則)の歴史パートが深く描かれ、物語は大きくうねっていく。なるほどこう来たかと膝を打つ快作である。


はじまりは小狐丸による舞「あどうつ聲」から。能の「小鍛冶」に登場する伝説の名刀・小狐丸ならではの能の風情を感じる曲と舞だった。小狐丸はこの能に登場しているものの実際存在したか定かではない。歴史を守ることが刀剣男士の使命ではあるがそもそも「史実」

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