猫のヒゲ専用ケースを買って3カ月…何本集まったか開けてみた
こちらは猫のひげ集め専用の、天然の桐でできたケースだ。家の中に、時折ぽつんと落ちている愛猫のヒゲ。捨てるにはしのびないという愛猫家のニーズにこたえた商品だ。
マイナビニュースでも、「抜けた猫のヒゲ、何に使ってる?」という記事で猫の飼い主194名にヒゲの使い道を聞いたことがあった。「額に植毛」「1本1本に名前をつけて保管」など、ユニークな回答が目立った。猫のヒゲは、飼い主にとって宝物であることがよくわかる。
さて、こちらのヒゲ保管ケース。
使われている素材は天然木の高級桐。「桐は自らで呼吸をする」といわれるほど湿度調整が得意な素材だという。通気性がよく、長期間の保管に向いている。衛生面も安心だ。
価格は1,430円(税込)。
○7月の頭に購入
かなり話題となっているこの商品、筆者は既に7月の頭に購入していた。手のひらサイズで場所も取らず、見た目も木の素材の優しさを感じられるデザインとなっている。
右端には「猫のヒゲ」とローマ字でかわいらしく文字が彫られている。
商品が届いたこの日、早速床に落ちていた猫のヒゲを入れてみた。
サイズは本当にピッタリだ。こちらはうちにいる2匹の猫のうち、弟猫のほうのヒゲ。根元が黒いのが特徴だ。
とはいえ、猫のヒゲなんてそうそう落ちているものではない(ヒゲは猫にとってセンサーとなる大切なものなので、絶対に無理やり抜いたり切ったりしてはいけない)。このケースがいっぱいになるのはいつだろうと、買った当初はワクワクしていた。
○あれから3カ月……
さて、あれから3カ月が経過した。
7月、8月、9月と暑い季節を過ごしたうちの猫たち。
何度か床にヒゲが落ちているのを発見し、一本一本丁寧に集め続けてきた。
さて、3カ月でどれほどのヒゲが集まったのか、ここで中身を見てみよう。
○中身を公開!!
さて、こちらが中身である。背景に色が同化していて見にくいので、黒い布の上に置いてみよう。
一本……二本……。数えてみると、合計9本のヒゲが集まっていた!
これはうちの猫2匹分なので、一匹から4～5本のヒゲが落ちたということになる。……猫にとってヒゲは大切なセンサーなので、こんなに抜けて大丈夫かと、一瞬ヒヤリとしたが、猫本人の口元を見てみると、たんまりとヒゲがある。これくらいの本数ならば問題ないようだ。
冒頭で紹介したとおり、このケースには通気性の高い素材が使われている。確かに湿気たり、カビが生えていたりといったことは一切無かった。ただ、ひとつだけ盲点があった。猫のヒゲは、ヒゲ同士が非常にくっつきやすいのだった。それを知らずに保管していたので、今回は撮影のためにヒゲとヒゲをはなす作業に追われるハメになった。保管前に、ヒゲを丁寧にやわらかい布などで拭いておく、定期的にヒゲ同士をはなす作業をする、といった多少の手入れは必要なようだ。
天然の桐でできた猫のヒゲ専用保管ケース。つい愛猫のヒゲを集めてしまうという飼い主さんにピッタリの商品だった。
<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
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