2014年10月24日 14:54
りそな銀行のATMを活用したマーケティング事例 -- TERADATA 2014 PARTNERS
さまざまなライフスタイルに対応すべく、インターネットバンキングの強化も図っている。現在は、店舗とネットバンキング、チャネルをシームレスに融合し、顧客情報を一元化することで、どこからでも顧客に最適なサービスを提供する“オムニチャネル化”を推進しているという。
○MCIFとCRMの連携で、チャネル展開を加速
そんな、りそな銀行のシステム基盤は、TeradataのDWHをベースに構築したMCIF(Marketing Customer Information File)と、MCIFと連携して個々の顧客にかかわる詳細な情報をスピーディに提供し、営業活動を支援するCRMシステムの主に2つで構成する。
同社のMCIFとCRMの特徴は、顧客情報の集約、および営業店、コールセンター、インターネットバンキング、ATMなどのすべてのチャネルで情報共有、マーケティング活動を支援する点。
2013年5月には、それまで個々に運用していたCRMとMCIFのデータベース基盤を統合。厳しいレスポンスタイムが要求されるオンライン取引のCRMと、オンライン分析のMCIFを統合する難易度の高い作業だったが、膨大なトランザクションにも対応するTeradataの高パフォーマンスにより実現したという。