2014年10月24日 20:42
ナッシュビルの音楽職人がガレージから始めたブランド「Aurisonics」 - 「Made in U.S.A.」にこだわったイヤホンで日本上陸
もう一つ、筆者の印象に残った哲学が「Breathing life into our products」。Aurisonicsはクラフトマンシップや情熱をこめて製品を送り出すことを大切にしている。3Dプリンタを駆使して製品を作っているが、塗装や組み立ては手作業で行っているという。
Aurisonicsでは購入者のことをCustomerではなくFamilyと呼ぶ。職人気質で「Made in U.S.A.」にこだわっている。あたたかでアナログで人間くさいところが、不思議と今、かえって新鮮に感じられる。
マスタリングエンジニアリングとして活躍した後、Lott氏はNASAや米軍のコミュニケーションシステムの開発に携わった。Lott氏自身も海兵隊での従軍経験があるという。
この仕事を通じて、Lott氏は3,000人近くの耳型のスキャンデータを持つことになる。これが、フィット感を重視したAurisonicsのイヤホン開発につながっていく。○11月7日に3製品を国内発売
11月7日に国内で発売するのは3製品。ダイナミックドライバーとBAドライバーを組み合わせた「ASG2.5-RED」と「ASG1PLUS-BLACK」