iPhoneのUIをグレー基調のシックな画面にしたい場合は、この設定をチェック
iOS 7から定着したUIの手法に「透過」もある。フォルダやドック、通知センターにコントロールセンターと、重なり合う画像が透けて見えるUIの要素は格段に増えた。iOS 6までのUIを懐かしむユーザは少なくないが、その理由はフラットUIというより、多用される「透過」にあるのかもしれない。
iOS 6までのUIに戻すことはできないが、iOSの「透過」表現は抑えることができる。『設定』を起動して「一般」→「アクセシビリティ」の順に画面を開き、「コントラストを上げる」をタップしてみよう。現れた3つのスイッチのうち一番上の「透明度を下げる」をオンにしてから『設定』を閉じ、ホーム画面に戻ると……フォルダとドックの背景が透過せずグレーになっていることを確認できるはずだ。
「透明度を下げる」スイッチをオンにすると、通知センターとコントロールセンターも変化する。透過しない通知センターの背景は黒一色、ポップさは消えシックな雰囲気すら感じる。コントロールセンターはドックより若干明るいグレーとなり、こちらも落ち着いた雰囲気だ。結局はユーザの好みの問題だが、フラットUIのポップさが気になる、透過表現は食傷気味という場合には、試す価値があるかもしれない。