ルネサス、1800名程度を見込む早期退職優遇制度の実施を決定
今回の早期退職優遇制度の対象者は、同社ならびに国内関連子会社の35歳以上の社員などとしているが、拠点再編に伴う居住地の変更が必要になる社員については年齢を問わないとしている。
募集人員は1800名程度としており、募集期間は2014年12月10日~同19日までを予定。退職予定日は2015年1月31日で、通常の退職金に特別加算金を加算して支給されるほか、希望者に対しては再就職支援サービスの提供も行われるという。
なお、同社では高崎事業所への転勤困難者を対象とした早期退職優遇制度を8月(9月30日付で退職)に実施しており、361名の応募があり、2014年3月期第2四半期決算に特別損失約21億円を計上するなど、これまでに5回の早期退職優遇制度を実施してきており、今回の実施で6回目、2014年だけでも3回の実施となっている。