くらし情報『京都マイクロ、「R-Car」用SoC内部バストラフィック計測ツールを発表』

2014年10月31日 09:40

京都マイクロ、「R-Car」用SoC内部バストラフィック計測ツールを発表

京都マイクロ、「R-Car」用SoC内部バストラフィック計測ツールを発表
京都マイクロコンピュータは10月29日、ルネサス エレクトロニクスの統合コクピット向けソリューション第2世代「R-Car」シリーズのSoCに対応した、SoC内部バスのトラフィック計測ツールを発表した。

同ツールは、ルネサスの協力により開発された第2世代「R-Car」向け専用ツールである。京都マイコンがJTAGデバッガの開発で培ってきた高速JTAG制御技術を用いて、外部ツールから「R-Car」に内蔵されているバストラフィック測定機能を利用することで、「R-Car」SoC内部バスのトラフィック計測を実現している。また、「R-Car」上で動作しているソフトウェアの変更は不要で、「R-Car」のJTAGデバッグインタフェースのみ実装されていれば利用可能であり、簡単に計測することができる。さらに、「R-Car」内部バスのトラフィック計測機能だけでなく、「R-Car」に搭載されているARM Cortexプロセッサのキャッシュミス率や実行命令数の計測機能も備えており、内部バストラフィック状態とプロセッサコアの状態を合わせて把握することが可能となっている。これらの測定内容は、パソコン上の専用ソフトウェアによりリアルタイムで表示できるのに加え、保存することが可能で、後から動作状況の再生を行うことや、また表計算ソフトウェアなどで解析することもできる。

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