2014年10月31日 11:33
米IBMとTwitterが企業向け分析で提携 - Watsonでツイートを分析
米Twitterと米IBMは10月29日(現地時間)、企業や組織が顧客・市場・トレンドを把握し、ビジネスにおける意思決定の伝達手段を変革する、パートナーシップを締結したと発表した。
これにより、Twitterのデータが、IBMのクラウド・ベースのアナリティクス、顧客エンゲージメントのプラットフォーム、コンサルティング・サービスと組み合わせられる。
両社は、提携の下、3つの領域に注力する。
1つ目の領域は「Twitterデータとクラウド上のIBMアナリティクス・サービスとの統合」で、IBMはTwitterのデータを、特定のクラウド・ベースのサービスの一部として提供する予定。サービスの例としては、コグニティブ・サービス「IBM Watson Analytics」、アプリケーション開発者がデータ・サービスをアプリケーションに埋め込めるようにするクラウド・ベースのデータ精緻化サービスがある。
2つ目の領域は「エンタープライズを対象としたデータを多用する機能」で、業界や職種を問わずビジネスでの意思決定を向上させるのに役立つアプリケーションを提供する。共同で提供する最初のソリューションでは、顧客エンゲージメント・ソリューション「IBM ExperienceOne」