トレンド総研はこのほど、「ノンアルコールビールテイスト飲料」に関する調査結果を発表した。同調査は、まず主要4ブランドの原料や機能性を比較した上で、ノンアルコールビールテイスト飲料がどのように選ばれているかについてアンケート調査を実施。事前調査(10月15日~16日)にて「ノンアルコールビールテイスト飲料を飲んだことがある」と回答した20歳以上の男女500名を対象とし、10月17日から20日にかけてインターネットを通じて行われた。
KSP-SPが発表した「KSP-POS」(2013年10月から2014年9月における全国804店舗の食品スーパーマーケットのノンアルコールビールテイスト飲料の購入データ)によると、ノンアルコールビール市場におけるシェア第1位は、43.5%を占めるサントリー「オールフリー」だった。以下、アサヒ「ドライゼロ」(35.6%)キリン「キリンフリー」(10.6%)サッポロ「プレミアム アルコールフリー」(3.3%)と続く。
上位の4ブランドについて製品特長を比較したところ、各製品の原料は「ドライゼロ」のみが大豆だったのに対し、3製品の原料は麦芽だった。「アルコール度数」